昨日の夜はトパロフ−カスパロフの一戦を2時まで観戦。ドローっぽいなぁとおもいつつ寝た。朝おきて友達が家に来ることになっていたので迎えにいった。で、迎えにいって話していたらトパロフが勝ったことが判明。負けかけの局面になっていたにもかかわらず、一つドローのラインがあった。しかしカスパロフはなぜかそれを見つけることが出来ず、負けにいたったわけだが。まぁその話はもう少し後にしよう。で、迎えにいったあとゲーセンでドラマニとギタフリのセッションプレイをやったな。うん。なかなか楽しいなセッションプレイ。オレはドラマニは出来るがギタフリはなぜかぜんぜんできん。どうも苦手だ。そのあと飯食いに行って、家に戻ってゲームやったりパソコンつけてメッセで2人で話しかけて相手を混乱させる、という本当にどうでもよくて迷惑なことをしていた。そのときにカスパロフとトパロフの一戦を詳しく見たのだが。今日はそんなところだろうか。
さてカスパロフ。引退の意を表明した。結局引退試合はトパロフとのその一戦。負け試合になりそうだ。非常に寂しいな。「プロ」が引退を表明するとき、それはいったいどんな気分なんだろう。プロでなくなることによって、彼の人生はどうなるのだろう。できればまだチェスを研究し続けて、研究者としてやっていって欲しいという気はするが、そもそもチェスのプロ、というのはどういう人のことをさすのかがよくわからない。しかし、一人のカスパロフというチェス史上おそらく最も強いであろうその一人が引退し、大会に出ることもなくなる。それによってきっと世界で2番目に強い人間と試合することはもうなくなるだろうし、その試合が生まれることはない。おそらく、彼がまだプロを続けていれば確実にもっといい試合が生まれるであろう。「世界一」の称号はもっと確実なものになるかもしれない。しかし彼は引退する。いろいろ考えた上でのことだろう。試合が残らなくても、彼の棋譜は永久に語り継がれる。大昔にやった試合を今のわたし達が知っているように。チェスがある限り、きっとカスパロフの残した試合は1000年後でも語り継がれるだろう。
おつかれさん、カスパロフ。本当によくがんばった。

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